かわeSIM

eSIMとは?物理SIMとの違いを徹底解説

初心者向け・図解付きで、海外旅行に便利な「内蔵SIM」のしくみをやさしくご紹介します。

ハカリヒメ
ハカリヒメ(Sim7のお母さん)

みなさま、こんにちは。

「eSIM(イーシム)って、最近よく聞くけれど何なんでしょう?」

その疑問に、できるだけやさしく、順番にお答えしていきますね♡

eSIM(イーシム)とは、スマートフォンに内蔵されたデジタルSIMのことです。

物理SIMにくらべて設定の手間が少なく、複数の回線を切り替えながら使えるのが特徴です。

とくに海外旅行では、日本のSIMをそのままにしたまま現地用eSIMを追加できるため、出発前にオンラインで準備が完結します。

ここから、eSIMのしくみ・物理SIMとの違い・メリットとデメリット・設定の流れまで、順番に見ていきましょう。

ハカリヒメ
ハカリヒメ(Sim7のお母さん)

結論はシンプルです。

あとは順番に、一緒に見ていきましょうね♡

📘 eSIMの基礎

eSIMとは何か

eSIM(イーシム)は、embedded SIM(エンベデッドSIM=組み込み型SIM)の略称です。

物理SIMカードのように小さなカードを差し込むのではなく、スマートフォン本体に最初から組み込まれているチップに、通信プロファイルをダウンロードして使うしくみです。

つまり、「カードの抜き差しが要らないSIM」と考えるとイメージしやすいかもしれません。

物理的なカードがないため、設定はオンラインで完結し、複数の通信プロファイルを保存して切り替えることもできます。

SIMカードのこれまで

SIMカード(Subscriber Identity Module)は、もともと「通信契約者を識別するためのカード」として登場しました。

サイズはこれまで、標準SIM → microSIM → nanoSIM と少しずつ小型化されてきました。

そしてeSIMは、カードという形をやめ、スマホ内部に組み込んでしまったSIMです。

物理的なサイズが「ゼロ」になったため、スマートフォンの設計自由度が広がり、防水性も高まるといった副次的なメリットも生まれています。

eSIMが普及した背景

eSIMが普及した背景には、いくつかの理由があります。

ひとつは、海外旅行や複数回線利用が増えたことです。

たとえば「日本のSIMはそのままで、海外用のSIMを追加で使いたい」「仕事用とプライベート用を1台のスマホで使い分けたい」といった需要に、物理SIMの差し替えだけでは対応しきれなくなっていました。

もうひとつは、対応機種の広がりです。

iPhoneは2018年発売の「iPhone XS」以降、Google Pixelは「Pixel 3」以降など、近年のスマートフォンで対応機種が一気に増えました。

「自分のスマホがeSIM対応か知りたい」という方は、かわeSIMのスマホ対応チェッカー3ステップで簡単に確認できます。13メーカーの主要機種を網羅しています。

ハカリヒメ
ハカリヒメ(Sim7のお母さん)

「カードを差し替えなくていいSIM」と覚えていただければ、まずは十分です。

ここから、物理SIMとくらべてどう違うのかを見ていきましょうね♡

⚖️ eSIM vs 物理SIM 比較表

eSIMと物理SIMは、どちらも「通信回線を利用するためのもの」という基本は同じですが、使い勝手にはいくつかの違いがあります。
主な違いを表にまとめました。

項目物理SIMeSIM
小さなカードスマホ内蔵(目に見えない)
設定方法カードを抜き差しQRコード読み取り・アプリ操作
設定時間の目安数分〜十数分(カード入手含む)数分(オンラインで完結)
海外旅行現地SIMに差し替え or 渡航前購入日本のSIMはそのまま+eSIM追加
複数回線の管理1枚ずつ差し替えアプリ内で切り替え
物理的な紛失リスクありなし(クラウド管理)
対応機種ほぼすべてiPhone XS以降・Pixel 3以降など
空港での受け取り必要な場合あり不要(出発前に設定可)
  • 対応機種は時期や地域により異なります。お使いの機種の対応状況はメーカー公式情報でご確認ください。

表をひと言でまとめると、eSIMは「オンラインで完結する」「複数回線を切り替えやすい」という点で、特に海外旅行との相性が良いといえます。
ただし、対応機種が限られる点には注意が必要です。

ハカリヒメ
ハカリヒメ(Sim7のお母さん)

どちらが優れている、という話ではなく、シーンによって相性があるものです。

ご自身の使い方に合うほうを選んでいきましょうね♡

✈️ 海外旅行でのeSIM活用

海外旅行や出張で、eSIMはとくに便利に使えるツールです。
ここでは、海外旅行でeSIMがなぜ選ばれているのか、どんなシーンで使えるのかをご紹介します。

日本のSIMはそのまま、現地用eSIMを追加できる

これがeSIM最大の特徴と言えるかもしれません。

物理SIMの場合、海外で現地用SIMを使うには、日本のSIMカードを抜いて現地SIMに差し替える必要がありました。

しかしeSIMなら、日本のSIMはそのままに、現地用のeSIMを「追加」する形で使えます。

これにより:

  • 日本の電話番号で着信を受けられる(SMS認証等にも対応)
  • LINEやSMSの通知を逃さない
  • 帰国後の切り替えも、設定でワンタップ

といったメリットが生まれます。

出発前にオンラインで設定が完結

eSIMは、出発前にスマートフォン上で設定が完結するのも大きな特徴です。

従来の海外SIMでは、現地空港で受け取ったり、事前に郵送で受け取って差し替えたりする手間がありました。

eSIMの場合:

  1. 出発の数日前に、eSIM提供会社のサイトから購入
  2. QRコードまたは設定リンクを受け取る
  3. スマートフォンの設定画面で読み込む
  4. 出発当日、現地に到着したら通信プロファイルを切り替える

このように、現地での受け取りや差し替えが不要になります。

どんなシーンで活躍するか

eSIMは、特に以下のような旅行スタイルで活用されています。

  • ひとり旅: 何かあったときに頼れる「日本の連絡先」を保ったまま、現地通信を確保できる
  • 短期旅行: 数日〜1週間の旅で、わざわざSIMを差し替える手間を省ける
  • 複数国を周遊する旅: 周遊プランのeSIMを使えば、国を跨ぐたびにSIMを変える必要がない
  • 出張: 仕事用の連絡を逃さず、現地のデータ通信を確保できる

逆に、長期滞在で現地の電話番号自体が必要な方は、現地で物理SIMを契約するほうが向くこともあります。

旅のスタイルに合わせて、最適な選び方をしていきましょう。

さくら(韓国エリア担当)
さくら(韓国エリア担当)

私、年に4回は韓国に行くんですけど、毎回eSIMが活躍してます♡

ソウルのカフェでInstagramに上げたい瞬間とか、Mapsで道を確認したい時とか、日本のSIMをそのままにしながら現地通信が使えるのは本当に便利なんです♡

🔧 eSIM設定の基本フロー

eSIMの設定は、提供会社や機種によって細かな違いはありますが、基本の流れはほぼ共通しています。
ここでは、出発前から現地到着までの一般的な流れをご紹介します。

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    出発前の準備

    旅行の数日前までに、以下を準備しておくと安心です。

    • 対応機種の確認(かわeSIMのスマホ対応チェッカーで確認可能)
    • SIMロック解除の確認(キャリア購入機種の場合)
    • Wi-Fi 環境のあるご自宅やカフェなど、安定した通信のある場所
    • スマートフォンの充電
  2. 2

    QRコードの読み込み

    提供会社からメールやアプリで受け取ったQRコードを、スマートフォンで読み込みます。

    • iPhoneの場合: 「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」→「QRコードを使用」
    • Android(Pixel)の場合: 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」→「+ もう一つのSIMを追加する」

    機種により細かな手順は異なります。詳しい手順は、各メーカーの公式情報や、ご契約のeSIM提供会社のサイトをご確認ください。

  3. 3

    出発・現地での切替

    設定が完了したeSIMは、出発当日まで「オフ」の状態で保管できます。

    現地に到着したら:

    1. 機内モードを解除
    2. 設定画面でeSIMの通信プロファイルを「オン」に切替
    3. データ通信先をeSIM側に切替

    これで現地通信の利用が開始されます。

ハカリヒメ
ハカリヒメ(Sim7のお母さん)

設定でつまずいたときは、ご契約のeSIM提供会社のサポートに連絡するのが一番の近道です。

日本語サポートのある会社を選んでおくと、いざという時に安心ですね♡

📱 eSIM対応機種について

eSIMを使うには、ご自身のスマートフォンが対応している必要があります。

まずはチェッカーで確認

「自分のスマホは対応しているのかな?」と思ったら、まずはかわeSIMのスマホ対応チェッカーをご利用ください。

13メーカーの主要機種について、3ステップで対応状況を確認できます。

詳しい仕様や最新の対応情報は、各メーカーの公式サポートページもあわせてご確認ください:

SIMロック解除について

キャリアで購入したスマートフォンの場合、SIMロック解除が必要になることがあります。

各キャリアのサポートページから、ご自身で手続き(多くの場合無料)が可能です。

ご契約のキャリアの公式情報でご確認ください。

💡 eSIMのメリット

eSIMを使うことで得られる主なメリットを、改めて整理しておきます。

  1. 1. 設定が早い・オンラインで完結

    物理SIMカードの郵送を待ったり、空港カウンターでの受け取りに並んだりする必要がありません。

    QRコードを読み込むだけで、数分でセットアップが完了します。

  2. 2. 物理的な抜き差しが不要

    SIMピンも、トレイの開け閉めも要りません。

    カードを紛失したり、トレイを壊したりするリスクから解放されます。

  3. 3. 複数回線を切り替えて使える

    1台のスマートフォンに複数の通信プロファイルを保存しておき、設定画面から切り替えて使えます。

    仕事用とプライベート用、日本用と海外用、といった使い分けがしやすくなります。

  4. 4. 海外旅行で「日本のSIMと併用」できる

    日本の電話番号を残したまま、現地用のeSIMを追加で利用できます。

    旅行中も日本からの連絡が受けられるのは、大きな安心につながります。

  5. 5. 紛失のリスクがない

    物理カードがないため、「SIMカードをなくしてしまった」というトラブルが起こりません。

    万一スマートフォン本体を紛失した場合も、通信プロファイルはクラウド管理されているため、復旧の選択肢があります。

⚠️ eSIMのデメリット・注意点

メリットの大きいeSIMですが、知っておきたい注意点もあります。

  1. 1. 対応機種が限られる

    比較的新しいスマートフォンが中心で、古い機種には対応していないことが多いです。

    詳しくは、スマホ対応チェッカーでご確認いただけます。

  2. 2. 機種変更時に手続きが必要

    機種変更の際は、eSIMの通信プロファイルも新しい端末に移行する必要があります。

    物理SIMのように「カードを差し替えるだけ」というわけにはいかない点には注意が必要です。

  3. 3. プロファイル誤削除のリスク

    設定画面でうっかりeSIMの通信プロファイルを削除してしまうと、再発行の手続きが必要になる場合があります。

    提供会社により対応が異なるため、慎重に扱いましょう。

  4. 4. 一部のキャリア・プランでは利用不可

    ご契約のプランや、ご利用環境によっては、eSIMが利用できないことがあります。

    ご契約内容の確認、または提供会社のサポートへの問い合わせをおすすめします。

まや(東アジア都市エリア担当)
まや(東アジア都市エリア担当)

結論から言うと、メリットとデメリットの両方を理解した上で、ご自身の利用シーンに合っているか判断するのが大切です。

初海外で「設定に自信がない」方は、日本語サポートの手厚い提供会社を選ぶのも一つの方法ですね。

よくあるご質問(FAQ)

  • Q. eSIMと物理SIM、どちらが優れていますか?

    「どちらが優れている」というよりも、ご自身の使い方との相性が大切です。

    海外旅行や複数回線の使い分けが多い方はeSIMが便利に感じやすく、対応していない機種をお使いの方は物理SIMが現実的な選択になります。

  • Q. eSIMの設定は難しいですか?

    QRコードを読み込むだけで完了する場合がほとんどで、初心者の方でも数分で設定できます。

    不安な場合は、日本語サポートのある提供会社を選んでおくと安心です。

  • Q. eSIMは安全ですか?

    eSIMは業界標準の規格(GSMA策定)に基づいています。物理SIMと同等の安全性があり、物理的な紛失リスクがない分の優位性もあります。

  • Q. 1台のスマートフォンに複数のeSIMを保存できますか?

    機種により異なりますが、近年のiPhone・Pixel・Galaxyの多くは、複数のeSIMプロファイルを保存・切り替え可能です。

  • Q. 海外で使ったeSIM、帰国後はどうなりますか?

    多くの場合、契約期間が終了すると自動的に通信が停止します。

    プロファイルを削除するかどうかは、お好みで選べます。

  • Q. eSIMはどこで購入できますか?

    World eSIM、trifa、Holafly、Airalo、TRAVeSIM、Ubigi など、複数の提供会社からオンラインで購入できます。

    かわeSIMでは、これら6社を中立に比較しています。詳しくはプロバイダ一覧をご覧ください。

🌸 かわeSIMからのご紹介

かわeSIMは、6社の海外eSIMを中立に比較するメディアです。

7人の地域担当(Sim7メンバー)+ 編集長ハカリヒメの計8名が、それぞれの担当エリアで実体験に基づいた情報をお届けしています。

迷ったら、まず2分診断

「自分にぴったりのeSIMがどれかわからない」という方は、2分でできるeSIM診断をぜひお試しください。

9つの質問に答えていただくだけで、あなたに合った提供会社とプランをご提案します。

6社比較を見たい方は

各社の特徴や、国別・期間別のプラン比較は、こちらからご覧いただけます。

ハカリヒメ
ハカリヒメ(Sim7のお母さん)

ここまでお読みいただき、ありがとうございました♡

eSIMは便利ですが、何より大切なのは「ご自身の旅に合うものを選ぶこと」です。

焦らず、ゆっくり、あなたの旅にぴったりの一枚(と呼ぶには形がないですが♡)を見つけていきましょう。

Sim7のメンバー一同、あなたの旅を応援しています。

データソース

本ページの情報は kawa-esim 編集部が独自にまとめたものです。
最新情報は各メーカー公式サイトをご確認ください。
最終更新: 2026年5月22日